trouble of freezed tuna

健康・スクラップブック


COマグロが流通

 結論から言うと、マグロに一酸化炭素をかけると健康上どのような影響が出るか、5月25日現在情報がつかめませんでした。調べた過程と、その内容は次のようです。

 厚生省のホームページへいきました。5月21日付けで、一酸化炭素とマグロに関する報道機関むけの資料が載っています。
マグロへの一酸化炭素の使用について
 マグロへの一酸化炭素の使用について厚生省は、平成9年5月21日


 いま一つ、「マグロを食べても危険はないか」という点で分かりません。 そこで、アメリカの保健衛生局 NIH のゴーファーへいき、データベースを調べました。
 Carbon と検索すると、5つのデータがピックアップされました。

Carbon disulfide in New Zealand White rabbits
ARC ANTICIPATED CARCINOGENS: CARBON TETRACHLORIDEM

上は、ウサギの胎児に及ぼす二硫化炭素の催奇形性に関する実験(二硫化炭素はヨウ素やゴムなどの溶剤として主に使われます)
下は、四塩化炭素の発癌性に関するARCの予測(四塩化炭素は脂肪、樹脂、タールなどを溶かす溶媒として使われます)
などです。

これらは、一酸化炭素とマグロの関係とは何の関連もありません。


仕方がないので、新聞を調べてみました。
 5月22日朝日新聞朝刊「COマグロ」に基準という見出しで記事が載っています。

 愛知県に本社がある食品輸入業者が輸入した冷凍マグロの中から、その赤みを保たせるため、食品衛生法で認められていない一酸化炭素が使われていたことが判明した。

 そして5月24日朝日新聞夕刊にもにこんな記事が載っています。

 「COマグロ」都内倉庫でも
 「変色防止のために一酸化炭素(CO)を使用したマグロの流通が問題になっているが、東京都衛生局は23日、都内の倉庫に保管されていた冷凍マグロから、厚生省の基準を超える一酸化炭素が検出されたと発表した。東京都中央区の輸入業者が輸入し、同区の販売業者が保管していたもので、中央区は同日、販売の中止と回収を指示した。」

 


 現在分かっているのは、日本で認められていない食品添加物が、切り身でパック詰めされた形で輸入されたマグロ冷凍品にみつかった。これをしっかり取り締まれという通達と思われます。
 そして、分からないのは、どういう理由でこれが認められない食品添加物なのか?
 そして、一酸化炭素を浴びたマグロを食べても差し支えないものか?

  申し訳ありませんが、5月25日現在、食品と一酸化炭素に関するデータは見つけられませんでした。


関連URL: 厚生労働省
National Institutes of Health (NIH)
FDA
World Health Organization WWW Home Page(WHO)
欄外:
発色剤
日本国内で、発色剤として食品に使用することが認められている食品添加物は、亜硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、ニコチン酸アミド、硫酸第一鉄など6つです。「など」という意味は、これらが単品で用いられるほかに、混合した製剤が使用されることがあるからです。
食品衛生法第6条 人の健康を害うおそれのない場合として厚生大臣が食品衛生調査会の意見をきいて定める場合を除いては、食品添加物として用いることを目的とする化学的合成品並びにこれを含む製剤及び食品は、これを販売し、または販売の用に供するために、製造し、輸入し、加工し、使用し、貯蔵し、もしくは陳列してはならない。

マグロの輸入 

冷凍マグロ類の主な輸入先(トン)1992年
キハダマグロ全体台湾韓国インドネシア、ホンジュラス、パナマなど27ヵ国
98619577422048420393
メバチマグロ全体台湾韓国パナマ、ホンジュラス、インドネシアなど20ヵ国
83127301712884924107
資料:輸入食品事典(サイエンスフォーラム)平成6年4月10日


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