衣替えの季節,ダニにご用心
最近ダニの被害は,刺されたときの強い痒みによる皮膚炎から,喘息,アレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎などアレルギー性疾患にいたるまで,人の健康にさまざまな悪影響を与えていることが注目されています。
そこで,その対策情報を整理して見ましょう。
ダニ退治の戦略
- 糧道を断つ
- ツメダニ--ダニや昆虫を捕食する。食品類も摂食する
- イエダニ--ネズミに寄生する
- コナダニ---カビや食品類
- チリダニ--動物のフケやアカ,カビも摂食
- ニクダニ--カビ,食品,医薬品
- ダニが大好きな環境は?
- 適度な温もり・・・チリダニ類では通常10〜32度(ある種類では37度まで)の範囲で生育と増殖が可能であることが知られています。また,60度の高温に約1時間おかれると,大体のダニは死亡します。
- 適度な湿気・・・室内のダニにとっては,温度よりも湿度条件の可否が生息可能・不可能を決定するといっていいようです。水を直接飲めないダニは,大気中にある非飽和の水分を吸収する能力を発達させており,環境中の相対湿度が水分供給源として重要な意義を持っています。
だいたい70前後が好都合な湿度ということです。
- 薄暗いところ・・・ダニの多くは光を嫌うので,一般にジュウタンなら裏側の麻の織り目のあいだ,押入の中,家具の裏側当たりが要注意です。
- 退治の目安
- 撃退方法
- 殺虫剤
ダニの種類によって,効果は多少違います。コナダニや人を刺すツメダニには有機リン系のフェニトロチオン(スミチオン),アレルゲンとなるヒョウダニにはピレスロイド薬剤,特にフェノトリン,ペルメトリンが有効です。
- 油剤 畳などに散布する場合は,油剤を畳床(裏面)に使います。乳剤は水で希釈するので,畳へ散布すると畳が湿気をもってしまうので,使用しないようにしましょう。
- 燻煙剤などを使う 殺虫剤の効果を上げるには,ダニのからだに薬剤を直接接触させる必要があります。チリダニ類はソファーや寝具の中に潜っていることが多いので,広げるなど良く行き渡るように工夫しましょう。
また,ダニの死骸や破片,糞などもアレルギー症状をもつ人にとっては,アレルゲンとなるので,薬剤散布後は電気掃除機をかけ,それらを除去することが大切です。
- 防虫紙 フェニトロチオンなどを紙に塗布してある「防虫紙」も効果があります。
畳やジュウタンの下に敷いたり,押入に敷いても効果があります。
- 物理的な殺虫法
- 加熱
- 乾燥
- 凍結
- 防カビに心がける
カビの好む条件
- 高温多湿
- 栄養供給が豊富な場所
- こんな所のカビにも注意
- カビ掃除
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