オリンパス光学工業が製造・販売した気管支内視鏡で細菌感染の疑い

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オリンパス光学工業が製造・販売した気管支内視鏡で細菌感染の疑い
 アメリカのジョーンズ・ホプキンス病院(The Johns Hopkins Hospital)の「Defective Bronchoscopes Identified as Probable Cause of Infections Are Part of Manufacturer's National Recall」(全国的に企業から自主回収が行われた気管支内視鏡の欠陥を原因とする細菌感染が多く発生)という文書によると、オリンパス光学工業が製造・販売した気管支内視鏡(Bronchoscopes)に欠陥があり、内視鏡で検査を受けた患者は、かなり大きな確率で細菌感染(pseudomonas aeruginosa infections)の疑いがあると、同病院で2001年6月1日から2002年2月4日までに検査を受けた患者に注意を呼び掛けている。
 もし、熱が出たり、せきが出たり、痰が出たり、息切れが起こった時には、すぐに担当医師に相談してほしいということだ。

 このオリンパス光学工業が製造した気管支内視鏡は、日本医療機器センターによると、日本でも平成9年3月18日〜平成13年11月12日に出荷されたOES 気管支ファイバースコープ OLYMPUS BFおよび平成9年6月3日〜平成10年12月25日に出荷されたOES 気管支ファイバースコープ OLYMPUS BF電子内視鏡が自主回収(改修)クラス2の対象として2001.12.18に発表された。

 オリンパス光学工業のホームページ、「米国ジョンズ・ホプキンス大学病院における医療事故に関する現状と当社の今後の対応について」に詳しく、事情説明されている。
 この文書によると、回収は、すでに米国で48%、日本では81.8%が回収(改修)が進んでいる。また、今回問題となった院内感染症の原因菌は、緑膿菌で、一部の菌を除いては一般的に病原性は低いものの、多くの抗菌薬に耐性のことが多く、菌交代症や日和見感染症の原因菌として院内感染などの感染症を引き起こす原因となるそうだ。

 また、アメリカ疾病対策センターの「Bronchoscopy-Related Infections and Pseudoinfections -- New York, 1996 and 1998」によると、気管支内視鏡が原因の院内感染事例は、これまでいくつか報告されているが、アメリカ国内で1996年に気管支内視鏡を使って検査を受けた患者は約497,000人で、感染は極めて稀で2つのケースに過ぎなかった。しっかりとした洗浄と、殺菌消毒によって感染が防がれているということだ。


関連URL:
Jhons Hopkins Hospital 
日本医療機器センター 
オリンパス光学工業のホームページ 
アメリカ疾病対策センター 
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