東京では、昨年の飛散開始日は、2月17日でしたが、今年は暖冬でこれからも厳しい冷え込みはなさそうなので、飛散開始日は2月7日前後と予測されています。
ということで、花粉症が気になる人は、今年に限っては早めの対応が必要かもしれません。
ところで、花粉症の治療は、花粉飛散開始日の2週間前から抗アレルギー薬を飲み始め、その後1ヶ月後の花粉飛散数のピーク時に、なるべく症状がきつくならないようにすることが大切ということです。
それで、花粉飛散の情報を的確につかむことが、治療の第一歩になるんです。
どこから情報を得る?
数年前から、花粉情報が、ラジオやテレビや新聞、そしてテレホンサービスやインターネットから入るようになりました。
インターネットでは、慈恵医大の耳鼻咽喉科のホームページや大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室のホームページから詳しい情報がもたらされ、それを有効に活用された方も多いと思います。あるいは、今年こそ対策を万全にすべく活用を考えられていることでしょう。
一昨年のピークは3月7日の1平方センチメートル当たり136.4個と、3月17日の139.2個でした。
一昨年のスギ花粉の飛散数(東京品川区)を見ると、スギ花粉の飛散開始日は2月の11日、春一番が吹いたのが2月21日、そしてスギ花粉のピークは3月中旬頃にあり、結局5月初旬まで続きました。
東京都では「スギ花粉情報テレホンサービス」「スギ花粉インターネットサービス」を1月20日(2000)午後6時から開始しました。
電話番号は、03-5272-1187(イイハナ)です。4月下旬まで続けるそうです。
ここでもたらされる情報は3つ
抗アレルギー薬ってなに?
花粉症に対する予防的な治療に使われる薬ということです。
抗アレルギー薬は、ケミカルメディエーター(化学伝達物質)の発生を抑えたり、活性を抑える作用があり、これにより症状を和らげてくれます。
抗アレルギー薬は遅効性で、服用してから約2週間たたないと効果が現れません。それで、症状を予防するには花粉飛散日からちょうど2週間前から服用をはじめ、季節中も服用を続けると良いようです。
副作用は心配ない?
アレルギーの薬というと、とかく副作用が気になりますが、抗アレルギーは比較的副作用が少なく安全性の高い薬ということです。
ただし、昨年報告されたトリルダンという薬は、ある種の抗菌剤(イトラコナゾール、ミコナゾール、エリスロマイシン<マクラロイド製剤>)との飲み合わせにより重い副作用が発生しました。
また、肝臓や心臓血管系への影響が心配され、すでに肝臓や心臓に障害のある場合には服用に際して、医師と相談することが必要です。
そして、一般的な副作用としては、眠気が起こることがあります。仕事などで支障が出る場合は、薬を飲むタイミングや薬の種類なども医師や薬剤師と相談しましょう。