REZULIN TO BE WITHDRAWN FROM THE MARKET(リズリンは市場から撤退する)
3.21.2000にU.S. Department of Health and Human Services(FDA)が出した緊急情報、REZULIN TO BE WITHDRAWN FROM THE MARKETによると、2型糖尿病の治療に使われてきたリズリン(Rezulin)は、FDAの勧告にしたがって、市場から去っていくことになった。
というのは、FDAは糖尿病薬の安全性を他の2つの薬(rosiglitazone (Avandia) and pioglitazone (Actos))とともに評価したが、Rezulinが他に比べて肝機能障害の副作用があるので、どちらかというと使うべきでないと公表したことが原因と思われる。
リズリンは、日本の製薬メーカー三共が開発した薬で、米国では(日本と同時に)1997年3月から発売され、50万人の糖尿病患者に処方されてきた人気の高い薬だ。そして、その後重大な肝機能障害の副作用が報告され、これまでに61人が死亡している。
医師との相談なしに止めてはいけない
1999年3月にもFDAは、リズリンを服用している人の肝機能検査と、他の糖尿病治療薬では血糖コントロールが難しいような選択的なグループに限って処方するよう推奨してきた。
また、ここ9ヶ月に及ぶ市販後追跡調査では、AvandiaとActosという新しい2つの薬は、リズリンにあるような肝機能に関連する副作用が、より少ないことが明らかになった。
こうした流れの中、FDAはリズリンの販売中止を勧告したものと思われる。
ともかく、リズリン(ノスカール)を使用中の患者は、他の代替的な治療法があるかどうかの情報について、主治医と意見交換をしてほしいとのことだ。そして、決して患者の独断でリズリン(ノスカール)の服用を中止してはならないと警告している。