糖尿病治療薬「トログリタゾン」で副作用の発現
健康・スクラップブック
糖尿病治療薬「トログリタゾン」
副作用、4人目の死亡例
血栓溶解剤でも2人判明
先に二人の死亡例が判明し緊急安全性情報が出された糖尿病用治療薬「トログリタゾン」で新たに一人の死亡が確認されたほか、血栓溶解剤「ナサルプラーゼ」でも二件の死亡例が判明したため厚生省は二十五日、医薬品等安全性情報を出し、医療機関に注意を呼び掛けた。
三共が「ノスカール」の名前で製造、販売しているトログリタゾンは投与された患者のうち十三人に肝機能障害が表れうち三人が死亡していたことが分かり、厚生省は一日、同社に対し「緊急安全性情報」を医療機関に配布するよう指示した。
その後の調査で、入院治療が必要な肝機能障害はさらに六十一人に上り、一人が死亡していたことが分かり、投与時には肝機能に注意するよう警告している。
ナサルプラーゼは急性心筋梗塞(こうそく)における冠動脈血栓の溶解薬で、ミドリ十字が「トロンボリーゼ」、吉富製薬が「トミーゼ」の商品名で販売している。今年六月に承認された静脈注射用の製剤の臨床試験で約六百人中三人に脳出血の副作用が表れ、二人が死亡した。一九九一年に承認された冠動脈への直接投与用の製剤を調べたところ、九四年と九六年に合計二件、同様の死亡例があることが判明した。
同薬の安全性情報では、六十五歳以上の高齢者や重症の高血圧患者、体重七○キロ以下の人などには慎重に投与するよう呼び掛けるとともに、添付文書でも警告するとしている。
12.26.1997 東京新聞日刊
糖尿病治療薬「トログリタゾン」の副作用は、肝臓機能が弱い糖尿病患者に、ごくまれに起こることがあります。この確率は1%以下とも言われています。
従って、もしこの薬を飲んでいたとしても、良い効果と悪い効果を対比しながら考えるべきであり、独断で服用を中断したり、中止することは大変危険です。必ず医師と相談しましょう。
関連URL:
厚生労働省のホームページ 緊急副作用情報
KPUM-NET DRUG INFORMATION(京都府立医科大学)の薬のデータベース
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