成人病予防とビタミンE
   京都府立医科大学助教授  吉川敏一先生

   ”不老長寿ののピタミン”ピタミンE
不足すると高血圧や肩こり、手足の冷えを招く

 がん、脳卒中、心筋梗塞などの成人病は、日本人の死亡原因の上位を占めています。しかも、食生活の欧米化、自動車や電話の普及による運助不足など、生活様式の近代化につれて、成人病に苦しむ人の数は、年々増える傾向にあります。
 このようなことを背景として、いま、ビタンEの成人病を予防する効果が注目されています。
 ビタミンEには、細胞の変性を防いだり、動脈硬化を防ぐ働きがあります。このような作用が、がんをはじめ、脳卒中や心筋梗塞などの、成人病の予防に効果をもたらすのです。
 また、ビタミンEは、細胞膜の酸化を抑制する働きがあることも認められています。このことから、ビタミンEは〃不老長寿のビタミン〃とも呼ばれています。
 ビタミンEにはさまざまな働きがあるのですが、ビタミンEが不足すると、次のような症状が現われます。